アラン・ラッド主演「シェ-ン」を初めて見たのは1970年代の後半で 東京は大塚にあった大塚名画座だった。
この映画は1953年製作で日本では53年、62年、70年、73年、75年と リバイバル上映されたらしい。 映画を観る前からなんとなく観た気がしていたのは 僕が小学校の頃に一回り年の離れた姉がその主題歌を 口ずさんでいたせいかも知れない。
江利チエミが歌っていたと思っていたら雪村いづみが歌っていたようだ。
「遥かなる山の呼び声」
青い たそがれ 山が招くよ 呼んでいるよ 広い草原に 陽は落ちて 胸にせまる はてない悩み 山が 呼んでる 夢もあこがれも 山の彼方 暗い草原に ただ一人 馬を飛ばし 何処までゆくのか わたしゃ無宿の 渡り鳥だよ さすらいの はてはいづこ 遠い山の あの呼び声に 今日も 誘われてゆく
There are trails I’ve never seen And my dreams are getting lean And beyond the sunset There are brand new thrills And a new dream or two May be just one star away I must obey the call of the far away hills
『シェーン』のロケ地は、ワイオミング州西部に広がる標高2000メートルの高原 グランドティートン国立公園だそうだ。
ワイオミングに住んでいた頃にイエローストーン公園に行った。 その際に立ち寄った所がジャクソンという町だった。 ハリウッドスターも多く訪ねるというスキーのリゾート地でもある。
そこの民俗資料館に立ち寄ったら、 そこの敷地に掘っ立て小屋がトレーラーにつながれて置かれていた。 こちらから聞くまでもなく、館内の人からあれが「シェ-ン」に使われた小屋だと説明された。 映画の撮影後、資料館敷地に移動したのだろうが、 このあたりが「シェ-ン」の撮影地だったとは知らなかったので正直言って驚いた。
「シェ-ン」はそのジャクソンにある高校のグラウンドで主に撮影されたと係りの人は言っていた。 多分、グラウンドにセットを作り、グランドティートンの山並みを背景に撮ったのだろう。 (続く)
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コメント(1)
アメリカの悲惨なルーツも数々ありますね・・・広大な土地・開拓・・・幼い頃、父に見せられた映画・・・「COME BACK SHANE!」言葉が脳裏から離れません。ゲスブにコメント入れました!ありがとうございます。
2006/8/2(水) 午後 5:01[ yuy*h*mek* ]返信する