2007年10月31日20:48 3月15日(日) ホテルまでシヴァが迎えに来てくれて8時発の市内観光バスに乗る。(一人30ルピー) ファウンテン公園、ヒンドゥ寺院、王宮などを見学する。
ファウンテン公園ではガイドが手を叩くと池の噴水が噴き出し、また合図を送ると止まるといった具合で、茶目っ気なガイドによるとツアーの最後に種明かしをするとのことだった。
王宮の見学後にバスに乗り込もうとするとシヴァが待ち受けていて、今朝彼に僕らがツアー中に頼んでいたインディアン航空の整理券が取れて、しかも番号が5番なので急いで来てほしいと云う。仕方なくガイドに挨拶をして途中でツアーを離れて航空会社の事務所に出向く。
シヴァにオート三輪車でインディアン航空の事務所へ連れて行ってもらうと、ちょうど三番の整理券がカウンターで手続きの最中であった。シヴァは運転手兼、僕らの秘書にもなってもらっていたのだった。
ボンベイに4日滞在する予定を2日に減らして、その分の日程をカルカッタに持っていった。インド随一の大都市で、あの悪名高いカルカッタである。
レイクピコーラホテルで昼食をとる。そこのレストラン兼ロビーの窓から、川向こうにある沐浴場の洗濯風景などが眺められた。
食後、シヴァにハウポリーバザー、バープーバザーを案内して貰い、その後野外の舞台で行われた舞踊ショウーを見る。地元の人達もかなり来ていて、コミカルな踊りや、中年女性が頭の上に幾つも壷を重ねながら踊るといった出し物があった。
ホテルへ戻る際に、道の脇に荷馬車を止めて火を起こしている一家を見た。ジプシーのように見えたのでシヴァに聞くと何でもない、いつもああやって生活しているアンタッチャブルだとそっけなく答え た。
彼によると今朝のツアーのガイドはカーストの上流の出身なのだそうである。ついでながら、彼のカーストも聞きたかったのだがさすがに微妙なことを聞くのはためらわれたので聞かなかった。
シヴァには運転手だけでなく、混雑する航空事務所で整理券を並んで取ってもらったり、観光ガイドをしてもらったりと時間の節約を考えると大いに助かった。ホテルへ送って貰い、チップ込みで120ルピー支払う。
*先ほど、朝日コムを読んだら、スズキがインドで10万ルピー(29万円)の自動車の生産を検討しているというニュースがあった。 現在の為替相場は1ルピーが2,9円ということになり、僕らがインドを旅行した13~14年前の約3円と全然レートが変ってないのに驚いた。
でも物価は当時とはかなり違い、あがっているのではないかと思う。
<<前の日記へ あんらぎの日記一覧へ 次の日記へ>> コメントコメントを書く ○ハラ 2007年10月31日 23:14 あんらぎさん、 私がインドネシアに居た時、扱い商社がチャーターしていてくれた車の運ちゃんはほとんど何もしてくれませんでした。
ある時など、「オーストラリアへ行け」と日本から言われて、まずは申請書に付ける写真を撮りに行かないといけないと言うので、車の会社に電話して、「あの運ちゃんどこに居ますかね?」と聞いたら、「何とか工場に行ってます」と言うので、「そこから電話して居るんですよ」と言ったら、「ああそうですか、じゃどこに居るか分からないですねぇ」と言うので、困ったなあと思い、流しのタクシーでも拾おうかと表通りに出たら、この運ちゃん、屋台で何か食べてました。 私の姿を見るなりすっ飛んできましたが、まあ、私達を朝晩工場とホテルに送り迎えしている以外は、どこに居た物やら。
ただ一つ良かったのは、インドネシア語でないと通じないと言われていたのが、この運ちゃんは英語が分かった事。
インドネシアを発って、オーストラリアに向かう時、チップを渡しましたが、今となっては「あれはちょっと多すぎたな」と思っています。
あの運ちゃんに今あったら、いんで寝しあ(いんで=帰って)、じゃ無く、ちゃんと仕事をしろ、と言いたいです。
その日の内に写真を撮らなければいけないのに、あの運ちゃんが居ない時には、どうしよう? と本当に不安になりました。 運ちゃんだけに、ドライヴ・ミー・クレージーでした。 あんらぎ 2007年11月01日 06:38 ○ハラさん シヴァという若いインド人のオート三輪の男性はやはり町を流して客を探すよりも観光客を乗せて、いろいろ親切にとりはかった方が効率がいいということで観光客である僕らに便宜をはかってくれたのだと思います。
約束の時間にはきっちり現れて名前がシヴァだけにしばしば重宝していました。1日チャーターしたような感じで120ルピー(360円)ですから、航空券の整理券を取って貰ったりの雑用も考えると信じがたい安さですね。その頃なら物価は10分1以下だったのかも知れません。
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