フロリダ大学は広大なキャンパスを持つ。その中にLake Aliceという周りが樹木に囲まれた大きな池がある。岸辺近くには小さな浮島があり、野生の大きな鳥たちがそこの木の枝に翼を休めている。
池の中には写真のようなスッポンらしき生物や大きなワニが生息していて、ベンチなどが設けられた数箇所のポイントから観察できるようになっている。
250年の長寿をまっとうしたというゾウガメのニュースをつい最近読んだ覚えがあるが、ツルは千年、亀は万年と長寿の象徴としてよく使われる。イタリアのルッカに居た頃に知り合ったお宅のペットも亀であった。そこの奥さんのおばあさんの時代からのペットらしいので少なくとも70年~80年の長寿亀である。庭に放し飼いされていて、芝や時折与えるキャベツや人参を食べ寒い冬になると庭の片隅で冬眠に入り暖かくなると再び活動するのだそうである。
写真のスッポンらしきものは頭から尻まで約50cm位はあろうか。甲羅の傷がかなりの年齢を感じさせる果たしてどの位の時間をそこで生きてきたのだろうか。
話は変わるが、昔「ナボナはお菓子のホームラン王です」という亀屋萬年堂のTVのCMがあった。そのカメヤマンネンドウがカメーヒャーマンドンドウと聞こえていつも一人で苦笑していた。これはウチナー口(沖縄語)では「食べなさいたくさんあるから・・・」という意味なのである。
イタリアに居た頃サロンメンバーのS本さんからネールをいただいた。NHKドラマの「ちゅらさん」のおばあ(平良トミ)のファンだとあったけれど、カメ-(噛めー)とは食べなさいという意味で、よく年よりは若い者におなかが一杯になってもたくさん食べなさいとすすめる習性がある。その年寄りの食べなさい攻撃を沖縄ではカメ-カメー攻撃と称している。
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