年10月19日12:02
10ヶ月ちょっとぶりに以前住んでいたゲインズビルに行ってきた。
ゲインズビル近郊のマッキントッシュという村の祭り、元世話をしていた野良猫DeDeとの再会、さらに野生のエルキ一家や知り合いを訪ねてきた。
DeDeは新しい飼い主のエイミーさんによってクリーミーという名前に変えられていた。寝室の窓には猫専用の出入り口が取り付けられて、ガレージの屋根の下には暖房クッション付きの猫用テントベッドが設置されていて、破格の待遇を受けて幸せ太りをした、DeeDee、もとい新たな名前のクリーミィにとっては天国のようであった。
3年前に出会った頃のエルキ一家の長男はもうすぐ15才になるという。10ヶ月前はまだ子供のようで声変わりもしてなかったのに、幾分背も伸びて声も低くなっていた。
後遺症はないというが、僕より10才も年下の知り合いが脳梗塞で入院したという話も聞いた。
確実に日々は過ぎ去っているんだなぁとあらためて思うのだった。
★写真は野生のエルキと娘(13才)、左がわは日本から1年ホームステイにやってきたTさん(17才)。英語は学校の授業だけで学んだというが、発音が素晴らしい。 ワタクシは17才の彼女の英語力に打ちひしがれてしまった。高校の授業を英語で受けているし、17才の若さだし、スポンジが水を吸い取るように英語が頭に染み渡っていくのだろうねぇ。 将来は外語大へ行きたいが、無理なので上智大学を目指したいそうで、エルキ(生物学博士である)というユニークな家庭にホームステイできて、キャンプや馬や牛、自然を満喫する生活を充分楽しんでいた。
10ヶ月ぶりに訪れたエルキの家の門はなんと鳥居になっていた。ネットで調べて自分で作ったという、家のポーチも自分で作り、裏には壁がまだ出来てない部屋があり、自分の部屋はホームステイの子にあてがったせいで彼女がベッドを置いて寝室にしている。
朝、起きると放し飼いの猫や鶏がベッドの上にいるという。ベッドの枕の上方にあるピンクの蚊帳は去年、僕らがDeeDee捕獲作戦に使うために投網用に買ったものである。実際の蚊帳として重宝しているということである。
やはりユニークな女性である。
<<前の日記へ あんらぎの日記一覧へ 次の日記へ>> コメントコメントを書く nana 2008年10月19日 13:29 クリーミーが幸せに暮らしてると分かってよかったね! いい話です。 Nao san 2008年10月19日 14:07 私にとってのDeeDeeは永遠です。 暗闇の木の上のDeeDeeを時々想います。
彼女は完全な家猫になりましたね。
昨日 仙台から帰りました。美味しい町でした。何故かパリを想いました。東北弁は1度も聞きませんでした。 明日から福岡です。 ○ハラ 2008年10月19日 16:06 あんらぎさん、 BBはブリジット・バルドー、CCはクラウディア・カルディナーレ、そしてディーディーはクリーミーですか。 ディーディーはもはや「昔の名前で出ています」ですね。
歳を取って外見が変わるのは仕方が無いですが中身まで変わって欲しくは無いですね。 私も頭は禿げましたが、中身は未だ若いつもりです。
友達も白髪になったり、頭が薄くなったりしていますが、話をすればやはり話が合います。 女の人だと子供が居てそれが大きくなっているとやはり年齢を感じはしますが。 ぽんこ 2008年10月19日 17:35 クリーミー、いいじゃないですか、とろけそうに猫かわいがりしてもらえそうな名前で。よかったですね、本当に。 あんらぎ 2008年10月20日 05:09 nanaさん 前に住んでいた借家の新しい借り手がいい人でほんと良かったです。 DeeDeeもとい、クリーミーは今や乾燥キャットフードは食べないというグルメ猫になってました。 あんらぎ 2008年10月20日 05:15 Nao san 暗闇の中、高い木の上の股になったところに座っているDeeDeeを目撃した唯一の方が、Nao sanですね(笑) DeeDee,もといクリーミーもすでに3才と3ヶ月くらいになったでしょうか。小さな痩せた猫でしたが、顔も丸くちょっとメタボ気味になってました。
僕らをまるっきり忘れたわけではないようでしたが、やはり用心して近づいてはきませんでした。何度も捕獲作戦を失敗しているので、その時のことを覚えているのかと思います。いい方が新たな飼い主になってくれてほんとに良かったです。
日本から戻られてからの報告を待っています。 あんらぎ 2008年10月20日 05:22 ○ハラさん 僕らがいつもDeeDeeと呼びかけているのがやはり新たな飼い主にはつらかったのでしょうね。僕らが餌を与えてDeeDeeと付き合っていたのが10ヶ月ほど、今の飼い主はすでに1年ほどになってますので、僕らよりも付き合いが深いわけです。
新しい飼い主にとっても前に飼い主がいたということがやはり気になるほどDeeDeeもといクリーミーに対しての愛着が強くなったということなのでしょうね。
確かにいつまでも自分は変わらないという気持ちのほうが強いのですが、周りの人や特に子供が成長してだんだん大人になっていくのを見ていると年月は流れているのだなと思うことがありますね。
子供は時の流れで成長するのでしょうが、これ以上成長のない者には時の流れは老いていくという感じがだんだんしてくるのは仕方ないかも知れないですね。 あんらぎ 2008年10月20日 10:49 ぼんこさん クリーミーという名は缶のボタンを押すとプシュッと出てくるクリームを飼いならす際に与えていてDeeDee、もとい元DeeDeeで現クリーミーを庭先から呼ぶときに「プシュー、プシュー」と言ったり、缶を振っているとどこからともなくやってくるというのを前に新たな飼い主さんエイミーさんに教えたことからついた名前ではないかと思います。
今でも、そのクリーム缶は常時備えていて与えているようでした。庭先にいる間にDeeDeeは何度も顔を出してクリームをなめようとすぐまじかにまで来るのですが、手を差し出したら逃げて、ちょっと離れたところからつかず離れずの状態でしばらく一緒に庭にいました。
去年の8月9月頃にかけてひと月半ほどエイミーさんが入居する間、誰も住んでない状態が続き、毎週末に餌を与えるのとDeeDee捕獲作戦に通ってました。
めったに鳴かない猫でしたが、僕らに気づくと恨めしげに低い声で何度も鳴いては胸が痛みました。エイミーさんが入居後も捕獲作戦はしばらく続けていて、彼女が餌を与えるようになってDeeDee捕獲作戦を中止しました。
エイミーさんもDeeDeeが部屋の中に入ってくるようになってからは感情移入をしたのか、自分で飼う決意をしたようです。
もうそのときには僕らはDeeDeeをあきらめるために二匹の猫(トラとマヤ)を手に入れていたので、いい方が入居したと喜んでいました。
エイミーさんも最初の頃はDeeDeeと呼んでいて、僕らがほんとの飼い主で今DeeDeeは親元を離れて大学の寮に入っているようなものだなんて言ってましたが、やはり自分の気持ちの入れ込みがDeeDeeもといクリーミーに対して強くなってきたあらわれかと思います。
家内はDeeDeeの名前がクリーミーに変わったことにちょっと憤慨してましたが、それは今の飼い主のDeeDeeもとい、クリーミーに対する愛情が強くなってきたという証拠で、クリームを、いやクレームをつける筋合いのものではないと
|
コメント(0)