オキちゃん物語(5)Yahooブログより転記

オキちゃん物語

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話はオキちゃんがニューヨークに渡るちょっと前に戻る。

ヒージャー肉に隠された麻薬の匂いは
そのヒージャーカバー(ヤギ肉の強烈な匂い)にさえぎられて
アメリカで訓練された普通の麻薬犬には区別ができないのだった。

在沖米軍の情報を得て沖縄にやってきたクス・マイヤーFBI捜査官は
直接具志堅大統領にかけあい、オキちゃんを借り受けることに成功したのだった。

(その頃ヒージャー食特別秘密捜査班では)

屋宜班長「喜屋武くん、キャンくん」

キャン捜査官「はい、なんでありますか?」

ヤギ班長「さきほど入った連絡ではオキちゃんがニューヨークのヒージャー肉
    に隠された麻薬捜査犬として派遣だれることが決まったそうだが、
    それに君も一緒についていくことになっているそうではないか」

キャン捜査官「はい、きのう本部に呼び出しがありまして行ってきたのですが、
       オキちゃんが行くということは聞きましたが、私が行くというのは
       初耳であります」

ヤギ「いや、確かに君も行くことになっていて、君本人からOKをとってあるということだが」

キャン捜査官「おかしいなぁ? 同席していたアメリカ人がキャン ユー、キャン ユー何とか
       と言ってまして、私は自分の名前を聞かれたと思い、イエス、アイ キャン
       と一応答えたのは答えましたが・・」

ヤギ「それだ、きっとそれに違いない。多分そのクスマヤーは・・」

キャン捜査官「お言葉を返すようですが、その方はクス・マイヤーFBI捜査官です」

ヤギ「ええい、クスマヤーだろうが、クス・マイヤーだろうが似たようなものだ。
   とにかく、お前はキャン ユー カム ウィズ アスとか聞かれたに違いない。
   これはお前は俺たちと一緒にニューヨークに来れるかと聞いていたんだ」

キャン「ええ、そ、そんな馬鹿な!なんで私がニューヨークに行かなければ
    ならないんですかぁ!」

ヤギ「きっとオキちゃんの世話係りということで、お前にも白羽の矢が立ったんだろう。
   オキちゃんもいなくなるわ、お前までニューヨークに行くとなると
   このヒージャー食特別秘密捜査班の活力がなくなってしまう」

・・という訳でオキちゃんとお供でキャン捜査官もニューヨークに行く羽目になった。
ニューヨークで彼らを空港に迎えたのはクス・マイヤーFBI捜査官に、
ジュリ・ワンスター女性捜査官、ウー・マクドナルド部長であった。

キャン捜査官は初めてのアメリカで足の短さをカバーしようと
ズボンを胸の辺りまでたくし上げたずり上げ足長ルックファッションに
ハンフリー・ボガードばりに帽子を斜めにかぶっていたが、
目立ったのはそのもっこり部分であった。

[ウチナー口解説]

クスマヤー  糞猫、または糞をたれる人
ウーマク   腕白
ジュリ    売春婦

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まさかまさか・・・と思って読んでましたが、最後のもっこりで噴出してしまいました(笑)。削除

2006/10/11(水) 午後 10:06ドヤ返信する

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なんだかよくわからないままにオキちゃんはすでに
ニューヨークに渡りヒージャー肉に隠された麻薬の捜査犬として
活躍している。ウチナーおじさんもこの話の発展にはついていけそうもないが
どうにか辻褄をあわせて見せると、フロリダの16夜の満月に誓うのであった。
[ウチナーオジサン]

その頃、BogiOkiはニューヨークのバッテリーパークにいた。
国際ヒージャー組織壊滅のために、
ICPOから極秘任務の依頼を受けFBIと行動をともにしていた。
対岸のスタッテン島にヒージャーの体内に麻薬を仕込み、
密輸を計画をしている闇の組織がいるとの情報が入ったようである。

BogiOkiもSWATと同じ特殊防護服に赤外線アイを付け闇夜の突入に備えている。
ざわめく潮騒の向こうに自由の女神がほほえんでいる。
大丈夫かBogiOki?・・・続くのでR(あーる)。 
[ churaumiy2 ] 

極秘任務のコードNo、OL1993。
コードネームは「ヒージャーヒンギタ」。
合言葉は「ボギ・オキ」プロジェクト総指揮官はフロリダ在住だが、
身の安全のためその他不詳である。一部情報として、
英語の他ウチナー口、日本語、イタリア語、スペイン語など
語学にたけているとのことである。

作戦としては、「ヒージャー語のできるオキちゃんがまず偵察に行き、
ヒージャーから中の様子をうかがい、突入サインを腰フリフリで合図。」
「次にそれを確認したボギーが突入隊員を案内する段取りである。」
突入はいつになるのか・・・続く。 
[ churaumiy2 ] 

おいおい、BogiOkユニット、凄いことになりそうですね。(笑)
ニューヨーク派遣は具志堅大統領の許可はおりているんでちゅかぁ?
具志堅大統領「はい、僕も世界チャンピォンでちゅたから、BogiOkiにも
世界を狙って欲しいでちゅ」・・あいえ~なぁ、でーじなとーん。 
[ウチナーオジサン]

先日、具志堅大統領がTVに出てて思わず「おおおっ!」と
家で叫んでしまった俺です(爆)。
舞台をNYに移し、どうなるBogiOkユニット(笑)!!!
久しぶりにヒージャー食特別秘密捜査班が見れて嬉しかったです。 
[OL1993]

ついにフロリダ総指揮官より、連絡が入った。
「ヒージャーヒンギタ!ミッション実行せよ。」立ち上がったオキちゃんは、
冷たい海の中にに静かに入り込んだ。慶良間の海と違い冷たい海である。
偵察に向かい泳ぎ始めたオキちゃんは、少し不安げであった。

月夜の中、オキちゃんは懸命に泳いでいた。突然、大きな物体が波間にやってきた。
「うわああ~!」しかしそれは頼もしい味方だった。
沖縄よりコバンザメのマタピーとイルカのオキちゃんが警備担当でやってきたのだ。
オキちゃんは、全速力腰フリ泳法で泳ぎ始めた。続く 
[ churaumiy2 ] 

対岸に無事たどり着いたオキちゃんは、ブルッブルッと体の表面の海水を
はじき飛ばしながら、崖をかけあがっていった。
300mほど先に古ぼけた小屋と母屋の周囲を有刺鉄線の柵で囲まれているアジトがあった。
忍び足で近づくと、ヒージャーの泣き声が聞こえてきた。

「メ~~、メ~~・・・」寂しげな泣き声である。耳をすますと
「ミーミンメー~、ミーミーンメー~」という沖縄旋律の泣き声がしてきた。
「ん?」オキちゃんは、柵のそばに近づきこう尋ねてみた。続く 
[Churaumiy2]

・・・さてさて緊迫した瞬間がちかづいてきましたね。
まるで映画「ヒージャーたちの沈黙」をみているような気分になってきました。
オキちゃんの運命やいかに?
[ウチナーオジサン]

[ウチナー口解説]

ヒージャーヒンギター  ヒージャー 山羊  ヒンギター 逃げたぞぉ

*写真はNY行きが決まり高笑いするオキちゃん
*NYでなめられないようにこわ持て顔の特訓を受けるオキちゃん

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具志堅大統領の愛弟子、嘉陽くんは残念でした。やはり試合日は火曜日に設定して欲しかったですね。削除

2006/10/11(水) 午前 7:29anr**i2hi*o返信する

  

写真の解説、そうきましたか(笑)。 ボクシングの試合は残念でしたね。でも、次また頑張ってほしいです。削除

2006/10/11(水) 午後 10:10ドヤ返信する

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BogiOkiユニットの第2弾のヒット曲になったのは
森山良子、夏川りみ歌う「涙そうそう」に対抗して出来た
「ああ そうそう」だった。

この唄はBogiOkiの歌にしてはスローなバラード調で
腰振りも少ない静かな曲であったが
じんわりとヒットしたのだった。

将来のオキちゃんのニューヨークへの
旅立ちを予見した歌としてファンの間では評判になった。


「ああ そうそう」

1 この町に別れを告げ 
  思い出をナップザックに詰めたら
  足取り軽く歩いて行こう 
  静かな声で口ずさみ 
  明日の歌を探しに行こう 
  
  ああ そうそう
  僕は変わらず ゲンキです

2 時の流れに身をまかせ
  迷わず新たな道を切り開き
  足取り軽く歩いて行こう
  囁きに耳を澄ませば 
  明日の歌が聞こえてくる 

  ああ そうそう
  君も変わらず ゲンキですか

3 見はるかせば未知の国 
  通りすがりの旅人は 
  声かけあえば集いくる 
  静かに強く足取り踏んで 
  耳を澄ませば歌が聞こえる 
 
  ああ そうそう
  お達者なのが なによりです

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BogiOkiはスローなバラードもやるのですね(笑)。 渋いっ!!!削除

2006/10/11(水) 午後 10:01ドヤ返信する

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・・・という訳で、ボギーともっこり犬のオキちゃんの
BogiOkiユニットはヒージャー肉に隠された麻薬の捜査犬として
ニューヨークに派遣されることが決まった。

その前にこれまでの経過を報告したいと思う。

BogiOkiユニットで歌った「交通安全だワン」のヒットから
人気の出た浦添署のボギーとヒージャー捜査犬オキちゃんのコンビは
地元のTV番組「新オキコワンワンチャンネル」の審査員として
毎週、日曜のお昼の番組に出演が決まり、
素人の演じる一発芸に落選はワン、佳作はワンワン、
優秀賞にはワンワンワンの三点ワンワ賞を与える役目をしていた。

頭に一升瓶を載せたままカチャーシーを踊るおばぁや、
坂本九や石原裕次郎の物真似をするおじさん、
マッチの箱を手の中でマッチ棒を使って楽器代わりにリズム演奏する者
三線を弾きながら島唄をうたうもの
さらにはコメディコントをする若いアメリカ兵の出演などもあり、
それらの出演者が各自の芸を競う番組であった。

その頃、ヒージャー食特別秘密捜査班ではオキちゃんの人気を喜びつつも
もう、二度と捜査班には戻ってこないのでは・・と危惧されていた。

彼らはオキちゃんの捜査班への復帰を願いオキちゃん返還運動を企画、実行した。
それは那覇市与儀にある与儀公園での決起集会から始まった。

ヤギ班長以下、7人の捜査官が赤い鉢巻を額に巻いて
オキちゃんを捜査班に還せと大書したプラカードを持ち
集会の後は与儀公園から姫ゆり通りを経由して安里から奇跡の1マイルと云われた国際通り
を唄を歌いながら県庁前まで行進した。

ヤギ班長以下7人の捜査官の周りには左右に3人の機動隊員と前後にも
2人の機動隊員に各1人の交通巡査がついた。
デモの人数よりも機動隊の数の多い異様なデモ光景ではあった。

彼らは事前に作った「オキちゃんを返せ」という歌を歌って
ヒージャー捜査班にオキちゃんを復帰させることを世に訴えたのだった。

「オキちゃんを返せ」

固き肉を破りて ヒージャーの
密食を取り締まる班 オキーちゃぁんよ~

我らと我らの班が 血と汗を持て
守り育てた オキーちゃんは
我らは叫ぶ オキちゃんは (オォ~!)
我らのものだ オキちゃんは
 
オーキちゃんを返せ(返せ!)
オーキちゃぁんを返せぇ~ ♪

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しばらくぶりです(^^)オキちゃんはNYまで行ってしもうたのですか!オキちゃんよ~、ひぃ~く かえって きみそぉ~れぇ削除

2006/10/10(火) 午前 2:22oki*awa*l*fe*979 ]返信する

  

10月11日は署長のヒージャー会ですもんね。 オキちゃん、ひぃ~く かえって きみそぉ~れぇ!削除

2006/10/10(火) 午前 3:20ドヤ返信する

  

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チオビタ署長・・オキちゃん返還運動に来ていただいたんですね。嬉しぃワン!オキちゃんもとうとうNY出張捜査依頼がきてしまいました。でも大丈夫だワン。バウリンガルでNYのアメリカの犬とのコミュニケーションはまかちょーけー。削除

2006/10/10(火) 午前 5:01anr**i2hi*o返信する

  

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OL1993さん、挙式は沖縄の万座でなさったそうで、新婚一年を過ぎ、ますますお熱いようで何よりです。オキちゃんもいよいよ世界へ挑戦ですワン。削除

2006/10/10(火) 午前 5:03anr**i2hi*o返信する

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オキちゃんの人気が出る一方では
ヒージャー食特別秘密捜査班では悩みを抱えていた。

屋宜班長「喜屋武くん、キャンくん。ちょっと来たまえ」

喜屋武捜査官「はい、なんでしょうか」

ヤギ班長「うーむ。実はオキちゃんのことなんだが、困ったことになった。     
     本部の方からオキちゃんをヒージャー捜査班からはずしてほしいという
     依頼が来てるんだよ」

キャン捜査官「えっ?そんな馬鹿な。オキちゃんは私がこれまでずっと訓練してきたんです」

ヤギ班長「それは、私も本部長には強く言ってあるんだが、ただオキちゃんの人気が
     どうも我々の管理の手の届かないところまで行ってしまったようなんだ
     オキちゃんが本部に貸し出されて、かれこれ3ヶ月ほどになるんだろう?」

キャン捜査官「ええ、確かに浦添署のボギーと組んだBogiOkiユニットは小学生を中心に
      今では大人にまでさらに沖縄だけでなく全国的な人気が出ているのは確かですが・・
      すぐに戻ってくると思って貸し出したんです」

ヤギ「あまりの人気に復帰前に琉球放送の人気番組だったオキコワンワンチャンネルが
   BogiOki特集を組んで30数年ぶりに復活したと言うじゃないか」

キャン捜査官「ええ、私もそれは知っています。オキちゃんの人気はかなり高いようで、
      本部に貸し出す前にもヒージャーパーティがあるというタレコミでオキちゃんを先頭に
      押し入ったところ、いきなりフラッシュはたかれるはクラッカーが鳴るわで
      びっくりしました」

ヤギ班長「そうだってな。オキちゃんに会いたいばっかりに、ニセの情報を伝えて
     オキちゃんの入ってくるのを待ち構えていたんだってな。何でもオキちゃんの
     サイン、いや足型が欲しかったと供述しているようだが・・」

キャン捜査官「ええ、それがまた、オキちゃんも調子にのって差し出された色紙に足型を
       押す始末でした」

ヤギ班長「もうしばらく待ってオキちゃんが戻って来ないようなら、我々も黙って見ている
     という訳にも行くまい。ヤギ公園あたりでオキちゃんの返還運動をせねばならない
     かもしれないな」

キャン捜査官「お言葉を返すようですが、ヤギ公園ではなく与儀公園の間違いでは?
       1972年以前に沖縄の祖国復帰運動集会が盛んに行われたところですね」

ヤギ班長「そうそう、ヤギ・・いやヨギ公園だった。とにかくオキちゃん返還運動を 
     本部に働きかけるオキちゃん復帰準備委員会の結成をしなければな」

人気が出るのも痛し痒しで、オキちゃんの不在を嘆くヒージャー食特別秘密捜査班も
いよいよオキちゃんの返還運動を決意したのであった。

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その頃、BogiOkiはニューヨークのバッテリーパークにいた。国際ヒージャー組織壊滅のために、ICPOから極秘任務の依頼を受けFBIと行動をともにしていた。対岸のスタッテン島にヒージャーの体内に麻薬を仕込み、密輸を計画をしている闇の組織がいるとの情報が入ったようである。BogiOkiもSWATと同じ特殊防護服に赤外線アイを付け闇夜の突入に備えている。ざわめく潮騒の向こうに自由の女神がほほえんでいる。大丈夫かBogiOki?・・・続くのでR(あーる)。削除

2006/10/9(月) 午後 5:17chu*aum*y2 ]返信する

  

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極秘任務のコードNo、OL1993。コードネームは「ヒージャーヒンギタ」。合言葉は「ボギ・オキ」プロジェクト総指揮官はフロリダ在住だが、身の安全のためその他不詳である。一部情報として、英語の他ウチナー口、日本語、イタリア語、スペイン語など語学にたけているとのことである。作戦としては、「ヒージャー語のできるオキちゃんがまず偵察に行き、ヒージャーから中の様子をうかがい、突入サインを腰フリフリで合図。」「次にそれを確認したボギーが突入隊員を案内する段取りである。」突入はいつになるのか・・・続く。削除

2006/10/9(月) 午後 9:06chu*aum*y2 ]返信する

  

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おいおい、BogiOkユニット、凄いことになりそうですね。(笑)ニューヨーク派遣は具志堅大統領の許可はおりているんでちゅかぁ?具志堅大統領「はい、僕も世界チャンピォンでちゅたから、BogiOkiにも世界を狙って欲しいでちゅ」・・あいえ~なぁ、でーじなとーん。削除

2006/10/9(月) 午後 10:57anr**i2hi*o返信する

  

先日、具志堅大統領がTVに出てて思わず「おおおっ!」と家で叫んでしまった俺です(爆)。 舞台をNYに移し、どうなるBogiOkユニット(笑)!!! 久しぶりにヒージャー食特別秘密捜査班が見れて嬉しかったです。削除

2006/10/10(火) 午前 3:06ドヤ返信する

  

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ついにフロリダ総指揮官より、連絡が入った。「ヒージャーヒンギタ!ミッション実行せよ。」立ち上がったオキちゃんは、冷たい海の中にに静かに入り込んだ。慶良間の海と違い冷たい海である。偵察に向かい泳ぎ始めたオキちゃんは、少し不安げであった。月夜の中、オキちゃんは懸命に泳いでいた。突然、大きな物体が波間にやってきた。「うわああ~!」しかしそれは頼もしい味方だった。沖縄よりコバンザメのマタピーとイルカのオキちゃんが警備担当でやってきたのだ。オキちゃんは、全速力腰フリ泳法で泳ぎ始めた。続く削除

2006/10/10(火) 午後 1:18chu*aum*y2 ]返信する

  

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対岸に無事たどり着いたオキちゃんは、ブルッブルッと体の表面の海水をはじき飛ばしながら、崖をかけあがっていった。300mほど先に古ぼけた小屋と母屋の周囲を有刺鉄線の柵で囲まれているアジトがあった。忍び足で近づくと、ヒージャーの泣き声が聞こえてきた。「メ~~、メ~~・・・」寂しげな泣き声である。耳をすますと「ミーミンメー~、ミーミーンメー~」という沖縄旋律の泣き声がしてきた。「ん?」オキちゃんは、柵のそばに近づきこう尋ねてみた。続く削除

2006/10/10(火) 午後 10:12chu*aum*y2 ]返信する

  

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はっさみよ~。オキちゃんもとうとうニューヨークの麻薬捜査にまで借り出されるほどの出世?だねぇ。ヒージャー語にアメリカイングァ語ができるから大丈夫だはずよ。どうなるか楽しみで待ちかんてぃぐぁするさ~。削除

2006/10/11(水) 午前 7:15anr**i2hi*o返信する

  

おおっ!マタピーとイルカのオキちゃんまで!! なんか友情感溢れる演出で感動っす。削除

2006/10/11(水) 午後 9:57ドヤ返信する

  

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「ヒージャーサイ、ウンジュヤ、マーカラメンセータガ?」するとヒージャー:「ウチナーカラヤンドー」 オキちゃん:「アキサミヨー~。デージナトーン~!。」聞けば、沖縄ヒージャーサミットで知り合いになったニューヨークのヒージャー友を訪ねた際に、誘拐され囚われの身になってしまったようで、全部で101匹もいるとのこと。これじゃ、「101匹ヒージャー物語」じゃないかとオキちゃんは思った。「きっとボクが助けてあげますから。」とオキちゃんは語った。しかし、有刺鉄線は高圧電流が流れている。どうするオキちゃん。続く削除

2006/10/11(水) 午後 10:07chu*aum*y2 ]返信する

  

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オキちゃんは、有刺鉄線の周囲を静かに周り始めた。月明かり青白い風景の中、虫の音がよく聞こえてくる。突然、男の声がし扉の開く音がした。男:「まったく今日は寒いぜ~。ヒージャーの面倒なんてつかれるだけだぜ~!」といいながら、海岸の岩べりに行き、立小便をし始めた。じょぼじょぼじょぼ~~~。・・・オキちゃんは、今がチャンスとばかり、イルカのオキちゃんに、合図を送った。数秒後、暗闇の中から、イルカが飛び出し空中回転をしながら、尾びれで男の顔面をヒットした。男は完全に伸びてしまった。・・・続く削除

2006/10/11(水) 午後 10:27chu*aum*y2 ]返信する

  

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オキちゃんは、男のなかなか立派な股間をいや、ポケットの中をまさぐった。カギ、手帳、運転免許証がでてきた。名前は「ドンタコス・カラムーチョ」と書かれ、中南米系らしい。オキちゃんは、免許証を咥え、海面に放り投げた。それをキャッチしたマタピーは吸盤で吸い付けて、対岸まで泳ぎ、ボギー捜査犬に渡した。これでFBIのデータファイルに検索してもらえば組織の概要がわかるはずである。その間に、カギを咥えたオキちゃんはアジトの内部に静かに侵入した。続く削除

2006/10/11(水) 午後 11:28chu*aum*y2 ]返信する