野良猫DeeDee物語(5)Yahooブログより転記

野良猫DeeDee物語

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僕は普段、寝言は言わないタイプである。 

英語で夢を見ても日本語字幕を読んではいるが、ただし黙読で、声を出して読むことはない。 

それが、昨夜は寝言を言ったらしい。それも「DeeDee」と言っていたそうだ。 

僕は良かったと思った。それが「あけみちゃん」や「エリザベータ」とかだったら大喧嘩になるところであった。 

家内は僕が寝言でDeeDeeの名を言っていたと涙声で報告してくれた。確かに餌はちゃんと食べているかとか(野生のエルケがちゃんとやっているのだが)、僕らが急にいなくなったことに対して金曜日の夜にミャアミャアと連続して鳴いていたのは急にいなくなった僕らを責める声ではなかったのかとか考える事はあるにしても夢にまで見てようとは思っても無かった。 

「再会」 
逢えなくなって 初めて知った 
海より深い 愛だった 
こんなにDeeDeeを 愛してたなんて 
ああ~ あああぁ~ 
ポッサム(袋ネズミ)にも わかりはしない 

松尾和子の「再会」のメロディで強引に歌ってください。


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2007年08月20日
12:01
○ハラ 

あんらぎさん、 
私は寝言は言いませんが、イビキはかくようです。 

昔、日本国内での出張では旅館に泊まっていました。 
旅館は、例えば私達が二人で行くと、原則相部屋ですから、同じ部屋に泊まっていました。 

ある時、四人で一部屋と言う時があり、次の日の朝どうも○ハラのイビキがうるさい、と言う事で、個室に移らされた事があります。 
私にはむしろその方が良かったんっですが、朝起きるのに他の人が起こしてくれる、と言う意味では、相部屋も良かったです。 

最近は、大体ビジネス・ホテルに泊まるのが原則ですから、それだと各自個室です。 
その代わり、自分で目覚まし時計をセットするとか、フロントにモーニング・コールを頼むとかしないといけません。 
寝るのも起きるのも自己責任ですね。 

英語のスィー・ユー・アゲイン、仏語のオウ・ルヴォワール、ルーマニア語のラ・レヴェデーレ、中国語の再見、みんな、さようならと言う意味と、また会いましょうと言う二つの意味ですね。 
ディーディーもあんらぎさんに会いたいのか、故郷(?)を離れたくないのか、親の心ネ子知らず、ですね。 


2007年08月20日
12:55
あいさいおじさん 

あんらぎさんはDee Deeの夢を見て寝言を言ってる、奥様はその寝言を聞いて涙している、ということは奥様は寝られないでいる、というわけですよね。でも奥様のその想いとやさしさはDee Deeには伝わっているような気がするんですが…。 

できる限り出掛けて行き、息長くDee Deeとmewtingを重ね、意思疎通を図り、二人と一匹の生活が再び始まることを祈っています。奥様には会いに行けばいるのだから、と力づけてください。 





2007年08月20日
21:12
あんらぎ 

○ハラさん 
僕も国内出張が年の半分という仕事をしていたことがあります。大体1泊5千円(20年も前のことです)くらいのビジネスホテルか、石巻では3500円で朝食付きの旅館が定宿でした。 

僕もいびきは疲れているときとか、鼻カゼを引いているときなどにはかいているようです。 

日本語の「さようなら」は「左様なら」でそういう事情でありましたら致し方ないですね。名残惜しいですが・・みたいなニュアンスがあるものと思います。イタリアの「チビリアーモ」はお互いにまた逢いましょうですね。スペイン語は「アシタマニアーニャ」ですが、直訳だと明日間に合うなになりますな・・そんな訳ないか。 

2007年08月20日
21:35
あんらぎ 

あいさいおじさん 
なるほどですね。そこまでの心理のひだへの思い入れはなかったですが、さすがにあいさいおじさん、奥様心理にたけておられます。確かに僕よりも家内の方がDeeDeeのことを気にかけているのは確かです。 

僕はもしDeeDeeを捕獲できてもアパートの中だけでの生活はDeeDeeにとっては檻の生活になるのではないかという懸念が半面してならないのです。 

猫には身の安全を確保できるシェルター(DeeDeeに取っては車庫の屋根裏)と不自由ない餌の確保さえあれば自然の中でのびのびとした生活の方が自然の中で育ってきたDeeDee自身にとっても最善の事ではないかという気持ちもどこかしらあるのです。もしDeeDeeの捕獲が出来ないようなら、その最低限の餌の確保だけでもDeeDeeには保証してやりたいと思っています。 


知らず知らず愛着のでた 
とても不思議な猫 
振り返ればはるかゲインズビル 
DeeDeeが見える 

ねこねこ道や とても高い木の上 
チーズさえ喰う けれどそれでまた野良猫 

あ~あ~ 川の字のように寝たいのだけれど 
あ~あ~ 皮の手触りが感じられない 
今はいないDeeDee夢見るだけ~ 

美空ひばり「川の流れのように」の曲で強引にお歌いください。 


2007年08月21日
08:48
あいさいおじさん 

沖縄を4人でツアーしたときに奥様のいきものへの愛着、愛情の深さを感じたことが2回ありました。 

初めは残波の灯台周辺を散策していたときのことです。かまきりが草陰にいて、ボクが手を出したら、手の上にのってきたんです。おやおやぁ、という感じでそばにいた奥様とカミさんに見せました。いなごも食べる日本人のこと、何をしでかすか分からないと思ったのか、奥様が“そのかまきりはどうするの?”と気遣わしげに聞いてきました。ボクはもちろんすぐにreleaseしますよ、と言ったらほっとした顔つきになったんです。 

次に万座毛だったと思いますが、やはり散歩をしていたらきれいなクロアゲハが一匹ゆらゆらと飛んでいたんです。それを見て奥様はきれいだ、と言っていつまでも行く先を追って、いとおしそうに眺めていたのが印象的でした。 

奥様が動物や植物に対していつもやさしい気持ちで接しているんだなぁと、わずかにこの二つの出来事ではありましたが、感じたのです。 

ましてや、同じカマの飯を食ったDee Deeへの愛情はこのふたつの出来事の延長線で考えたら計り知れないですよね。いずれにしてもこのことを快刀乱麻、裁くのはあんらぎさんの双肩にかかってますね。がんばれぇ 

2007年08月21日
10:51
バックアイ 

今日は大雨警報がでていました。 
夜の9時まで続くとの事で、やっと1時間前ほどに雨があがったようすです。 

私が遅くに帰宅すると、雨の中をお隣のボウレス君が裏のドアのそばでうずくまって私を待っていました。 

DeeDeeちゃんも、雨など降ると、ぬれない場所にかくれているのでしょうね。 

私も奥様同様、気になって気になって、1日中考えているタイプですが、かなりエネルギー使いますよね。でも最近は執着心を捨てて「猫の選ぶ道」に従う努力もしています。 
奥様があまり、根詰めて疲れていないか心配です。 

2007年08月21日
22:50
あんらぎ 

あいさいおじさん 
万座毛での蝶は覚えています。確か黒い蝶が3~4匹、僕らの近くを飛びまわっていて、その中の1匹は掌大の大きな蝶でしたね。 

家内はかまきりやトカゲなどには生類憐れみの令を遂行するのですが、なぜかゴキブリは例外のようです。冷然と僕に殺すように命令するのです。 

ミミズだって、オケラだって、アメンボだって皆んな皆んな生きているんだ友達な~んだぁなのに、ゴキブリは例外のようです。 

2007年08月21日
22:56
あんらぎ 

バックアイさん 
猫は自分のテリトリーの中に幾つかシェルターがあるそうです。DeeDeeも雨が降ってもそう濡れる事はありません。車庫の屋根裏か、家の床下(2箇所ほど入れる隙間があった)に避難しているようです。 

DeeDeeは今度の金曜の晩に逢いに行って、なにもせずにえさだけを与えながら話し掛けてみようと思っています。一番気になるのがえさをちゃんと食べているかどうかですね。それさえ、クリアーできたらDeeDeeにとっては自分の生まれた場所、住み慣れたテリトリーがベストだと思うようになってきました。新しく引越してくる入居者に事情を話して、捕獲できるまで庭への立ち入りの許可を得るか、それまでえさを与えてくれるように餌を持参してお願いするとか、したいと思います。 

そういう考えにしたので、家内も気持ち的には落ち着いてきています。

  

結論から言うと、第三次の捕獲作戦は大惨事に終わった。 

投網の使い方もDVDを何度も見てイメージトレーニングもこなし、実地に部屋の中、あるいは外の公園でのトレーニングもこなしてきた。 

距離が短いのと対象物を生け捕るという違いがあるので単に池の中に丸く輪を描いてくるくる回りながら投網が開いて水中に沈んでいくという単純なものではない。それに庭には木も植わっているしで離れた所から投網を投げるわけにもいかない。 

投網が円を描いて開くのは網の先端についた幾つもの鉛の錘がついていてその遠心力で回転しながらきれいにまん丸に網が開くのである。距離がないとそれもなかなか難しい。 

夜の9時過ぎに前の借家前につき、公園脇に駐車して最終の投網実験を行った。持ってきたテディベアをDeeDeeに見立てて、2mちょっと離れた所から網をかぶせるように投げる練習を行う。距離が短いのでなかなか網がきれいに円にならないが、10発中8回は網の中に人形が入るまでの精度であった。 

決行を決意する。 

ここにいたるまで、DeeDeeに網を投げることを考えると胸が高鳴った。受験の数日前が気持ちが落ち着かないような気分と一緒であった。 

車を前借家前に駐車するとDeeDeeが隣の家の前の歩道を曲がるところであった。車の窓を開け、「あっDeeDeeだ!」という声でDeeDeeは立ち止まり、座り込んでミャアミャーと連続して鳴き始めた。僕らの声を覚えている。 

そのDeeDeeを無視して借家の庭に入ると、早速DeeDeeもやってきて、滅多に鳴かないDeeDeeが連続的に鳴き続けた。 

家内が餌を庭のバーベキュー用に敷いたガレージ前のコンクリート床にいつも使っていた容器に餌を入れてDeeDeeを呼んだ。おいおい、打ち合わせとなぜ違う場所に置くんだよ・・と僕は言いたかった。 

いつもの台所ドアのステップ前に餌を置いてDeeDeeが後ろ向きに食べているところを後ろから網をかぶせる手筈ではなかったのかぁ~と僕は叫びたかった・・がDeeDeeはすでに餌を食べ始めていたのでそのまま決行することにした。 

DeeDeeはびくびくしながら腰を浮かせたまま餌を食べ始めた。いつものことだが、早食いである。もう躊躇している暇はなかった。 

僕は体の後ろに隠していた投網を勢いよくDeeDeeの体に向けて投げつけた。網はきれいな放物線を描いてこれまでにないほど見事に円を描いて空中からDeeDeeの体の上を落ちていった・・が、DeeDeeの敏捷さの方がその網の動きよりも一段と優れていた。 

投網がコンクリートに落ちた衝撃で餌を入れた容器はひっくり返るは水の容器はこぼれるはの大騒ぎ、DeeDeeはそこから木が生い茂った枯葉の降り積もった隣との境界の板塀の方へと隠れてしまった。 

懐中電灯を持ってそこへ近づくと、DeeDeeは逃げるでもなくまたミャーミャーと鳴いていた。 

帰りに持ってきたネコ缶を開き、隣との境に置いて様子を伺うとDeeDeeはまたしてもやってきてそれを食べていた。 

また、来週の金曜日の夜にDeeDeeとのご対面に行く予定である。ここ1週間ほど誰も餌を与えてはなかったが、DeeDeeは元気そうであった。帰りに野生のエルケ宅を訪問、報告すると1日おきに餌を与えに彼女が行くと約束してくれた。 

次回はトランキーライザー入りの餌を与えて動きを鈍くするか、ほかにどういった手だてがあるのか考えたい。ただ、来週は餌だけを与えて、30分~1時間ほど庭に一緒にいよう作戦をしてみようかと思っている。 

DeeDeeはほんとうに飼い猫にはなりたくないのか・・ 



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2007年08月19日
00:33
○ハラ 

あんらぎさん、 
餌に睡眠薬みたいな物を入れてはどうなんですか? 
それか麻酔銃とか。 

野良猫で神経が敏感なようですから、例えば網を投げるのにチョッとでも音がしたら反射的に身体が反応するんでしょうね。 
猫の寝込み(これギャグです)を襲うわけには行かないでしょうし、あんらぎさんが疲れて寝込んだりして… 


2007年08月19日
05:38
バックアイ 

あんらぎさん 
涙ぐましい努力の様子を伺いながら、こんなにも愛されているDeeDeeちゃん、早くそれに気がついて同居に賛成してあげて、と説得したい気持ちです。 

我が家の隣りの飼い猫であるはずの、ボウレス君は、毎朝毎昼毎晩、我が家にいるのですが、この家を私たちが離れたら、飼い主や次にここに移り住む人たちは、ボウレス君をもっと大事にしてくれるか、と とても心配です。 

2007年08月20日
08:38
あいさいおじさん 

ウゥゥム、残念 でも光明はお二人が“Dee Dee!”と声を掛けた時点で反応があったことですよね。ということは何らかの方法でDee Deeをキャッチしてお二人の新居に連れて行けば時間は掛かるでしょうがいずれ同居人になるのではないでしょうか?どっちにしても“キャッチ”することが大前提であることは間違いないですね…。 

>来週は餌だけを与えて、30分~1時間ほど庭に一緒にいよう作戦をしてみようかと思っている。 

太陽作戦への転換は大賛成です。でもそうこうしていると元の家に新しい入居者がやってきてしまうのではないでしょうか?離れている我々としては隔靴掻痒、腕組みして朗報を待つばかりであります。祈大成功 






2007年08月20日
10:34
あんらぎ 

猫の寝込みを襲うというのはグッドアイディアですが、その時間帯に居合わせることが肝心なのでこれもDeeDee捕獲作戦には不向きですね。でもトランキライザー入り餌を与えて動きの鈍くなったところを押さえるというのはいい手ではないかと考えています。ただし、薬がすぐに効けばいいのですが、食後すぐにどこかへ行ってしまうと捕らえようがなくなる心配もありますね。 

もうこれは長期戦になることを覚悟していろいろ案を練ってみたいと思います。 

2007年08月20日
10:42
あんらぎ 

バックアイさん 
聞くも(第三者には笑えるかもしれませんが)涙、語るも涙のDeeDee捕獲作戦NG集でありますね。 
バックアイさん宅に来る隣の猫のボウレス君のようにDeeDeeも人慣れして、どこか他所の家に上がりこんで餌などを食べていればいいなあとつくづく思っています。 

家内が人からいろ猫の話を聞いてくるのですが、やはり猫というのは人ではなく家(テリトリー)につくというのは本当みたいですね。10分しか離れてない場所に移り住んだだけなのに家には新しい家にはよりつかず元の場所に帰る猫の話とか、野良猫は一度外に勝手に放したら帰ってこなくなるとか・・ 

野生のエルキさんはこの夏、3週間ドイツに里帰りしたさいに自分の飼い猫3匹を近所の人に餌をあげるように頼んだそうですが、そのうちの1匹でカノジョという名の雌猫は3週間ほど行方知れずになっていたそうです。野生のエルケが家に戻るとその猫も帰ってきたそうで特にやせていたとかもなく元気で戻ってきたそうです。 

いろんな猫の性格や習性があるものだと思いました。 

2007年08月20日
10:58
あんらぎ 

あいさいおじさん 
時間があれば太陽作戦でゆったりとDeeDeeを捕まえる案もあったのですが、引越しを前にごたごたしていたのでどうもうまくいきませんでした。 

引越しの2~3日前に普通に台所のドアから朝飯を食べに入ったところで捕獲しておけばよかったと後悔してます。でも「覆水盆にかえらず」という言葉がありますが、正月にもかえらない。後悔先に立たずということであります。 

前の借家から1軒先は道路でその道路から2軒目(間に2軒の家がる計算です)のお宅が裏庭に餌を置いて野良猫を飼っています。生垣で裏庭は覗けないので詳しい状況はわかりませんが、かなりの猫が戸外で生活しています。そこに餌代としてお金を預けてDeeDeeも仲間に入れてやってくださいと頼むという案。 

それから新入居者は今月の26日に引越してくる予定ですが、一度その女性が下見に来た時に面識があり、家内とは電気料金はいくらくらいかかるかなどと質問していました。シャンズというUF大学の医学部に研修なのか、看護婦なのかわかりませんがその関係で移り住む方のようです。事情を話して、DeeDeeを生け捕るまで庭への立ち入りの許可をその方から得るという案。 

そして最悪、DeeDeeが捕まらない事態がくればやはり餌代を渡して、家の中とはいわずに庭でそれも給餌器に週に一度程度餌を満たしてもらえないかとお願いするという案。(これは前に留守にしたときなどはポッサムが餌を食べるという思いがけない事態が発生しましたが、現在はそのポッサムも人里離れた場所に強制移住させたのでその心配はなくなっています) 

来週は捕獲するという考えは一切考えずに、餌を持って庭でDeeDeeとの対話、会談、将来の生活設計に関して話したいたいと思っています。案外、じっとしていると手から餌を食べたり、頭をなでられたりするかも知れません。

  

きのうDeeDee捕獲用のワナをチェックに行った野性のエルケの連絡によると、その前日にワナにかかって放してやったポッサム(袋ネズミ)がまたワナにかかっていたそうである。 

おとついは、その場で解放したら喜んだように隣家との塀によじのぼりスタコラと逃げていったのだが、どうやら学習能力とやらが欠如しているのか、また同じワナにかかった。 

今回は野生のエルケが人里離れた場所まで運んでそこで放したそうである。ポッサムもやはりそれぞれにテリトリーがあるらしいから、新しい環境で少し苦労するかも知れないが、住居から離れた自然の方がかえって安心して暮らせるかも知れない。 

写真を見てもわかるようにネズミとはいえ、かなり大きくて猫よりも体重はありそうで6~8kgは軽くあるのではないかと思う。大きさから見て、前に旅行で留守にした際にDeeDee用の餌を食べたポッサム、さらに英語クラスで授業を受けている途中にポッサムを台所ドア付近で目撃した家内から緊急電話(携帯を持たされているが、使い方がわからず3度もボタンを押し間違い切ってしまった)が入ったときのポッサムと同一のものであろうと思われる。 

ポッサムにしても住宅地界隈で棲息、これだけ大きくなっているのは住宅地とはいえ、自然が豊富で住み心地がいいからであろう。少し離れた池の近くでは狸も目撃したことがある。 

UF大学の鳥類研究の一環で長い棒の先に自動車のバックミラーを取り付けたもので鳥の巣を観察、調査している担当者もよく見かける。自然公園の中より、住宅地の方に小鳥が多く寄ってくるのは庭に花を植えているお宅が多いからではないだろうか。 

花があればミツバチや蝶などがそれを吸いに集まる。そこで産卵すれば毛虫や昆虫の幼虫もたくさんいる。小鳥はかえって林や森の中よりも豊富な食料を見つけることが出来るというわけであろう。 

引越しをする10日程前から、朝DeeDeeは捕らえたトカゲを家の中に運んでくるようになった。低くくぐもったうなるような鳴き声を発するので獲物を捕らえたということがわかる。案の定、トカゲを部屋の中に運んでいるが、食べたり傷つけたるする気配はない。 

どうやら、それが噂に聞く猫のプレゼントらしい。ありがた迷惑ではあるが、その好意は受けるしかない。ちょろちょろ走り回るトカゲをティッシュにくるんでDeeDeeの見てないところで庭に放り投げていた。 

引越しの日に寝室をカラッポにしてほうきで掃いていたら、かなり弱りきったトカゲが床の上を弱々しく動いていた。DeeDeeの持ってきたトカゲであろう。玄関ドアから植え込みの葉の上に置いたら露の玉をぺロッと飲み込んでいた。 

*写真は左から、小動物捕獲用ワナ 
*ワナにかかっていたポッサム(袋ネズミ)、嬉しそうに塀の上を走っていった。 
*第三次DeeDee捕獲作戦に使用するエビ漁用投網。網の中にいるのは野生のエルケ、ロープを握っているのは彼女の娘(12才)


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2007年08月14日
09:08
あいさいおじさん 

>どうやら、それが噂に聞く猫のプレゼントらしい。ありがた迷惑ではあるが、その好意は受けるしかない。ちょろちょろ走り回るトカゲをティッシュにくるんでDeeDeeの見てないところで庭に放り投げていた。 

健気ですねぇ、そういうことの積み重ねが大きな思い出となっていくんでしょうね。新しい場所で新しい思い出が積み重ねられるようになるといいんのですが…。 


2007年08月14日
19:09
○ハラ 

あんらぎさん、 
トカゲにしてもポッサムにしても、白マジックか何かで名前を書いたらどうですか。 
次に捕まった時、やっぱりあんらぎさんがこの前捕まえた物だと確認できて良いですよ。 

私の知り合いで、白色の雑種を猟犬にしていたらある日居なくなった、と言う人が居ました。 
近所の人が見つけて、これお宅のでしょう?と、連れてきたらしいです。 
で、この白色の犬に赤色のスプレーで自分ところの苗字を書いたら、次からは居なくなる度にいろんな人が連れてきてくれるようになったそうです。 

この犬の格好を想像して笑ってしまいました。 
白犬に赤の文字で名前が書いてある、広告塔犬とでも言いましょうか。 
近所でも有名な犬になったようです。 

2007年08月15日
03:00
あんらぎ 

あいさいおじさん 
とかげが、先日はあなたのとかげで、いやおかげで命拾い致しました・・とお礼にきた夢をみました。 
ぼくは、そんなお礼なんてゲッコウ(やもり)、いやケッコウですといいましたとさ。 

2007年08月15日
03:05
あんらぎ 

○ハラさん 
今度、そのポッサムが現れたら、袋に閉じ込めて袋のねずみにしちゃいましょう。 

しかし、迷子になる猟犬というのも頼りないですなぁ。どういう了見でその犬を猟犬にしているのか分かりかねますね。 

白地に赤い文字は確かに目立ちますから迷子になっても心配ないですね。それにしても迷子犬や猫のポスターをよく見かけます。犬は鼻が利くので滅多に迷子にはならないと思っていたのですが。

  

イメージ 1 イメージ 2 イメージ 3

イメージ 3

・・するも作戦は失敗に帰す。 

朝6時半に家を出て、8時少し前に前の借家に着くも、すでに大家が内装の仕事を始めていた。しかも奥さんは2匹の犬を連れて来ていた。 

仕掛けておいたワナにはDeeDeeではなくポッサム(袋ネズミ)がかかっていた。その場で解放してやると喜んで塀の上に登り隣家へと逃げていった。 

この状況では神経質なDeeDeeは当然庭にはいない。探し回ったら隣のガレージ前に駐車中の車の下に隠れていた。 

僕らが声をかけるとミャオと返事をしてくれるが、ちょっとでも近づくと逃げていく。しょうがないのでお昼を食べに来るのを待つことにして、いろいろ用を片付ける。(返し忘れていた本を図書館に返しに行ったり、ワナをアニマルセンターに返しに行ったり、野生のエルキへのお礼のお土産を買いに行ったり、昼飯食ったり・・) 

後で写真を掲載するが、台所のドアに紐をかけてそれをガレージの窓まで伸ばし、DeeDeeが部屋の中に入ったらガレージの中から紐を引いて、DeeDeeを閉じ込めようという作戦を開始する。だが大家が家の中で作業中でなのでDeeDeeは家に入る気配も、庭にやってくる様子もない。 

大家も帰った腹のすく夕食時にその作戦と、昼間Walmartで購入した投網で捕らえる作戦の両方を計画する。昼間公園でそれを投げる練習をしていたら通りかかった人がエビの投網だね、ジョーンズ川が穴場だよとか声をかけてきた。まさか、猫を生け捕るのに使うとは答えられず、お礼を言う。 

3時~5時ごろまで野生のエルキ宅。彼女が知り合いから別のワナを借りて届けてくれることになった。また、これから1週間は彼女が毎日チェックしてくれるそうだ。 

外が暗くなった頃、僕はガレージの中に入ってDeeDeeが現れるのを待つ。家内は駐車した車の中で休む。暑いガレージの中に小1時間ほど隠れていると暗くなった庭にDeeDeeが現われ、台所に入るドア前のステップに少しまいた餌を食べる。開いたドアの中には餌を入れた皿が置いてある。 

DeeDeeは中を覗くが中には入らず、ポッサムの掛かったワナを仕掛けてあったステップ脇をクンクン嗅いでいる。 

中に入ったら紐を引いてドアを閉めようと待ち構えていたのと、DeeDeeが中に入るのではないかという期待と興奮で胸が高鳴る。 

9時半頃、DeeDee捕獲作戦に失敗したことを認め、かつがっくりしながら帰ることにする。しかし途中で入ったサンドイッチ屋で食事をしながら、もう一度だけ家に寄ってみようではないかと思いなおす。 

家の中も外も真っ暗である。庭に入ると母屋の屋根につけられたライトが点灯すると、目の前にDeeDeeが台所の窓を眺めるように姿勢を正して座っていた。 

今度は昼間ほど逃げる様子も見せない。家内の手からホイップクリームを舐める。この距離からなら投網を投げたら捕まえられそうな気がしたので車から取ってきて準備する。 

何度かのチャンスはあったが、昼間、公園で練習したときは網がきれいに開かなかった。一度、失敗すると賢いDeeDeeはそれを持っているのを見ただけで近寄って来なくなる恐れが大きい。 

躊躇している間に勘の鋭いDeeDeeは庭から外に出て行った。 

だが、今日の収穫は人のいなくなった時間帯、辺りが暗くなった頃には僕らのことは恐れないで手から直接餌を食べてくれるということだ。 

新しい入居者は今月の26日にやってくるそうなのでまだまだ時間はある。次回、朝早くいくのではなくて、夕暮れ時から夜にかけて第三次DeeDee捕獲作戦を行う決意をする。 

朝、6時半にでて、家に戻ってきたのは夜の12時を回っていた。大分疲れたが、なんだか目だけは冴えて眠れない。明日にでも書こうと思ったが、ついつい書いてしまった。


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2007年08月12日
19:12
ジョージ 

おつかれさま^0^ 
なかなか猫は捕まえることは出来ないね、身が軽いから。 
感も鋭いみたいで。 

あんらぎさんもよくやるね、僕なら多分あきらめている頃 
だよ。猫の恩返しとかないのかな? 

では頑張って。nice to see you! 



2007年08月12日
21:35
あいさいおじさん 

Dee Deeは確かに動物的な本能や勘は働くのだろうけど、人間の知能ははるかに勝っているわけだし、なにより相手に対する愛情は必ずや伝わると思うんですよ…。それがなにより証拠には、夜になってまわりの様子が落ち着いてから、奥様の手ずからの餌やりにはキチンと反応したのですから。 

夕まぐれに行く作戦はいいかもしれませんね。たそがれ時にはだれも人恋しくなるものです。Dee Deeとて同じはずです。北風と太陽で言えば基本的に“太陽作戦”でしょうね。北風でやって失敗すると、またなついてもらうまでに時間がかかってしまうのではないでしょうか?時間はあるようですから腰を据えてがんばってくださいね。成功を祈り、朗報を待っています。 

2007年08月13日
05:17
あんらぎ 

ジョージさん 
猫は不思議な生き物だとつくづく思いましたね。猫は人につかず、家(自分のテリトリー)につくというのは本当かも知れないです。 

でも1年も良好な関係を築きあげてきたわけですから、それなりの愛着心とか、餌はどうしているのやらという心配がやはり心の中を占めています。できれば飼い猫にしたいと思っています。 

2007年08月13日
05:20
あんらぎ 

あいさいおじさん 
来週の金曜の夜にでかけて、それまでには投網の練習(DVDつき)をし万全を期したいと思います。 
やっぱり1年ものお付き合いをしていたらたかが猫とはいえ、されど猫、離れてしまうと気になってしまうものですね。 

2007年08月13日
10:20
あいさいおじさん 

投網は“北風作戦”ですからやるのであれば一発必中でないといけませんよ。くれぐれも稽古に怠りなきよう。Break Your Leg !