2007年12月16日15:35 4月1日(金)
朝6時45分、ルンビニの法華ホテルをミニバンタイプの車で出発する。フロントのネパール人女性二人と浅草に本社のある海外事業部長の八木さんが表に出て見送ってくれた。割と大きいホテルなのに、シーズンオフなのか僕らの他に宿泊しているのはアメリカ人の母娘と遺跡の修復工事で来ている長期滞在中の日本人が一人いるだけだと聞いた。
車には運転手の他に別の男性が一緒について来た。多分帰りの運転をするのだろう。彼らとも言葉が通じないので確かめようがなかった。車は山あいの道を幾つかの村々を走り抜けながら進んでいった。確かにカトマンズの代理店が電話で言っていたように途中で二箇所ほどの崖崩れ現場にも出くわした。スピードを落とし石を避けながらゆっくりと用心しいしい通り抜けた。すでに全体がかなりの高地のせいなのか、高い山は意外と見かけない。
カトマンズ市内近くに検問所がありそこの事務所の中に入れられて書類のチェックがあった。ルンビニから休憩も含めて、約8時間かかって午後3時にカトマンズのオベロン・ホテルに到着する。
割り当てられたのは運が良ければヒマラヤが望める部屋だということだが、フロントによればこの時期は視界が悪くてめったに見えないらしい。だが、近くの丘の上に寺院があって、塔の中央付近に巨大な目が描かれているのが眺められて印象的である。
少し休んで日も暮れた7時頃に市内のタメルバザーへ出かける。タクシーを降りた商店街は電気がひいてないのか通りも店の中も暗い。店の中ではそれぞれランプやガス灯のようなものを使って灯りにしている。
<<前の日記へ あんらぎの日記一覧へ 次の日記へ>> コメントコメントを書く クラウン ジョージ 2007年12月16日 17:06 塔の上の巨大な目 が気になる。どんだけ~ (ジョーク)。 ヒマラヤ 見たいナー テレビでしか見れない。 ○ハラ 2007年12月16日 18:10 あんらぎさん、 富士山だって、よく見えない事の方が多い気がします。 私は新幹線で見えるか見えないかを判断しているのですが、出張で傍を通るのに、全体がスッキリ見えた事は数少ない気がします。
上だけとか下だけとか、部分的には見えますが、全体となるとなかなか見た気がしません。
何回か富士山のすぐ傍の工場に行きましたが、そこからたまたま全体が見えた時、工場の人が「どうだ、綺麗だろう」と言ったのへ「松竹映画の始めみたいですね」と言ってしまい、ちょっと素っ気無かったかな、と思ってしまいました。
近くに実際に行くより、映画館へ行った方がよく見える、と変に感心してしまった○ハラでした。 あんらぎ 2007年12月16日 23:53 ジョージさん ジョーク ジョーグ(大好き)の僕もこのギャグは活字ではイッコとかいうおかまの美容師が流行らせたらしいと承知してますが、日本に住んでないのでどんなシチュエーションで使うのかよくわかりません(笑)
どんだけ~と大きさを訊ねているなら、かなり巨大な片目です。どうもチベット仏教のシンボルみたいな気がします。塔の真ん中に描かれていて遠くからも目だちます。
ヒマラヤは後で帰りの飛行機の中から雲の合間にわずかに見ることができました。 あんらぎ 2007年12月17日 00:02 東京にも富士見が丘とか、富士見台とかいう地名があって富士山が遠めによく眺められるところがあります。視界のいい天気の日には確かに東京からもよく見られる日がありました。
僕が上京した頃は公害、光化学スモッグとかの大気汚染がひどかったのですが、長い事生活している間に都心へのトラック乗り入れ時間帯制限とか、車のガス排出基準が厳しくなるとか、工場からの煙突からの煙が目立たなくなったとかで割りと天気のいい日には眺められるようになってきたようです。
「三丁目の夕日」という映画はなかなかいい映画らしいですが、昭和30年代の東京は実は現代よりも東京の空気は悪かったそうです。高度成長で町工場などもふるに煙突から煙を排出し続けて規制も緩やかで空気も汚れていたようです。
昔は良かったというノスタルジーも実はそれぞれの心の中の心象風景を美化していて今よりも昔がよかったと思いたがるのかも知れないですね。
映画や写真で見る富士山もプロのカメラマンが実はその美しい瞬間を撮影するのに何日も待機しながら苦労して撮った写真ですから、普段雲や霧に覆われてよく見えない富士山よりもきれいなのは確かかも知れないですね。
|
コメント(0)