このところ、ほんと忘れっぽくなってしまった。
「踊るマハラジャ」は偶然、美術館に行ったら夜の7時からということで4時過ぎに着いて時間的にも運が良かった訳だが、前の日記にその日は家を3時過ぎに出たというのは記憶違いで、実はその美術館に行く前にオークランド自然公園でも祭りがあるというので出かけていた。
写真を見て思い出したのだが、この自然公園は駐車場から約1マイルほどの距離をApopka湖畔に出る板を敷いた遊歩道があり、自然の美しいのと野鳥が観察できるのでよく行くところである。
そこで、その日は自然公園祭りというか催しがあり駐車場での蛇のショーや、考古学のテーブル、その他の自然公園の案内テーブルなどが並んでいた。
遊歩道を湖まで歩いて行くと、湖に飛び出して見晴台がありそこの天井際の鴨居にこの湖の歴史が紙に書かれて貼られていた。それによるとこの湖畔に住み着いたのは1800年代の後半あたりで牧場と農業が営まれていたらしい。
当時は自然保護という観念はなく、1980年代までには湖のDDT汚染で魚が食べられなくなった上に、湖水の酸素が欠乏して魚が全滅したことまであったそうである。
自然開発と自然保護という矛盾したことを同時に行っている人間だが、ここフロリダも例外なく自然破壊がかなり進んだあとでその反省の上に立って自然を守ろうという意識が芽生えたのだと知って、ある意味ショックであった。
陸亀を保護しているというボランティアのテーブルもあり、そのパンフレットを読むとフロリダの土地開発で7千頭の陸亀が生き埋めにされて殺されたようなことが書かれていた。ブルドーザーで地ならしするだけで地中に巣を作っている陸亀は生き埋めにされているという訳である。
いつ行ってもそれほど人を見かけないこの公園だが、この日は子供たちもたくさん集まって蛇のライブショーを見たりしていた。
☆写真はスネークショーを見る子供たち、それを見るヘビーな方、湖畔に続く遊歩道
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